大空にはばたけ カァーキチ

2010.07.21.12:09

 その名は、カァーキチ

羽ばたけカァーキチ

 2度目の動物病院での診察、治療も終わり天命を待つばかりとなった。

 診療券に名前が必要であるため、カァーキチと命名。吉となるようにーーーー

 取り敢えず、廃物利用のカァーキチの仮住まいをベランダに急ごしらえ。少しの間
我慢してもらいましょう。

 しかし、このみじめな姿。当たり前であるが色は全身黒く、額は大けが、目が見えず
耳も聞こえるのか聞こえないのか分からず、おまけに一度も鳴き声を聞いたことがない。
絶望的である。

 顔を羽根の中に入れたまま一日中うずくまっています。
けん命な看病あってか止まり木で顔を上げることができるようになりました。

 私の朝食のパンにバターを塗り獣医さんからいただいた薬をまぶし無理やり食べさせる。
いやまんざらではなさそうバターに食欲をそそられたのでしょう。

 元気になるには食べることです。何を食べさせたらよいのか、ひらめいたのは卵焼き
すこし砂糖を入れて与えると食べるではないですか。

 絶望の淵からほんのすこし期待が見え始めました。

 がんばれカァーキチ!

羽ばたけカァーキチ2

 一日中見張っていられませんが、このベランダのカァーキチのそばにカラスがときどき
来ているよとの報告を受けびっくり。

 私はまだ確認していないのですが、以前柿の木で親鳥と一緒であったことから
この近くに子供がいることを承知していたのでしょう。
カラスの習性、テリトリーは分かりませんが、親鳥に間違いなさそうです。

 心配してきたのでしょう。

 元気になったらいつでも大空へ羽ばたけられるよう四方八方あけっぴろげになっています。

 今日も来てくれるかな~と遠くを見ているようです。

羽ばたけカァーキチ3

 その後の様子ですが、盛んに止まり木の上でひょいっと方向転換、以前は止まり木を
横に歩く練習?をしていたのでが、今ではリハビリに余念がない状態にまで回復してきました。

 やるな~カァーキチ ここにずーっといられると我が家は大変なんだよ。
私の朝食が少なくなるし、カァーキチのお世話はものすごく大変なんだよ。

 分かっているのか分からないのかカァーキチはリハビリに夢中です。

 どうしても回復しなかったら屋上にカァーキチの住まいを新築するからね。

 この原因は、どうもやんちゃなカァーキチが感電したのではないかとのことです。
親鳥は心配だったことでしょう。

羽ばたけカァーキチ4

 今朝のことです。

 そっと観察しているとベランダに垂れ下がった藤の葉を突っついているではないですか。

 もしかして、少し見えるようになったのかと半信半疑。
良く見ると瞬きの奥に黒目が見えた気がします。

午後の3時ころクァークァーと近くでカラスの鳴き声が聞こえ慌ててカァキチの
ところえ飛んでいくと一言クァと言う鳴き声が(空耳でしょうか)それとも
お別れのあいさつだったのでしょうか。

 この写真の通り、そこにカァーキチの姿はありませんでした。

 まさかの出来事にびっくり仰天。

 野生のカラスに戻ったのです。カァーキチ元気で大空を舞う姿を見せてね

 前回のブログでこのカラスの元気になった姿を見せたいと書きましたが、
まさかこのような結末になろうとは夢にも思いませんでした。きっとあなたから
見える空にカァーキチが飛んでいます。

 カァーキチ バンザイ! いつまでも元気でね!
できたての卵焼きとパンとお肉はもう食べられないげどたくましく生き抜く
ことを祈りましょう。

 でも、私の心にぽっかり穴が開いたようなこの気持ちは何なんでしょう。

 振り返って、親鳥が来ているよ、この言葉に深い意味があったのでしょう。
親鳥の子を思う深い愛情、絆、きっと迎えにくるから、よく食べてリハビリをするんだよ
どんなに良くしてもらっても、人間ほどウソつきで信用ならぬ怖いものはいないのだよ、
悟られないように平静をたもっていれば必ず迎えに来るからね。 と、
こそっと話をしていたのでしょう。

 カラスは頭がよいと言われますが、本当でした。少なくても私よりはマシみたい。

 止まり木は廃材では細すぎたので太いものを用意しました。
 糞も受け皿を作り、そこにネコ砂を入れ衛生的にしました。

 このカァーキチの仮住まい少しの間,このままにしておこうと思います。
そうそう獣医さんに報告と親鳥に変わりお礼をしなくっちゃ。

きっとこの空虚さはそんな気持ちの表れなのでしょう。(完)
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子育てピーちゃん

2010.07.12.12:14

 子育てに怖さ知らず

ひよどり1

 今年の梅雨は例年と違い不意に大雨がやってくる。

 鳥たちにとって梅雨時は餌が手に入らないのか大困り。
でも子育て遅くない?

 先日、子供を連れてやってきました。子供のひよどりは、テラスで不安そうに
親鳥を見ています。
 親鳥は、このおじさんは安心ダヨ、良く覚えておきなさい。と言っているのかいないのか
は分かりませんが、私の手元に飛んできます。

 自分で少しつまんでから、3~4つぐらい器用に口でつまんで子供のところへ持っていきます。

 天気が良ければ、餌が豊富な時期なのですが梅雨時は大変。きっと子育て中なのです。
私の手に触れんばかりのところでパンをついばみます。

 これも子供の空腹を満たすためなのでしょう。

ひよどり2

 もっとちょうだいと言わんばかりの仕草。

 可愛いものです。
 私の朝食時を良く承知してこのところ毎日数回飛んできます。

 これも害鳥の一つなんて言わないでもらいたいものです
私の心も癒され、ピーちゃんの子育てに協力しているのでピーちゃんも助かっている
ことだと思います。

 困った時は、何時でもおいで私のパンでよければ分けてあげますからーーーー

 親鳥が飛び出すと子供も後を追って飛んで行きました。
あと何匹いるのでしょうか、生きていくのは人間も大変、鳥たちも大変、
お互い協力しましょう。ヤ

 庭の大きな柿の木は、これらの鳥たちのお陰で肥料いらずで大きな実を付けるのです。

 ちゃんと恩返しをしてくれます。
 礼儀も恩もわきまえない人間がいるのに鳥たちは正直なものです。



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