眠りに就いた桐の木

我が家の新築とともに実生から育った記念すべき桐の木。
酷暑の夏を大きな葉で遮り屋上を冷し事務所を快適に過ごさせてくれた桐の木。
ブロック塀をその力強い成長でひび割れにしてくれた桐の木。
家の土台を壊さんばかりに太くなった桐の木。
日陰を屋上に落とし涼しく快適にしてくれた桐の木。
鳥たちのさえずり、蝉の鳴き声をまじかに聞かせてくれた桐の木。
秋にはその大きな葉が飛び散りお隣さんに迷惑をかけた桐の木。
花が咲き、その実は風邪で飛んで広範囲に桐の子供をつくった桐の木。
その思い出は尽きない。が、とうとうその時がきてしまったのです。
これ以上ご近所に迷惑をかけられない。苦渋の選択の時、そっと手を合わせありがとう
感謝の一言とどいたかな~
今、桐の木は駐車場の片隅で長い眠りについています。
2~3年後には、別のものへと生まれ替わる再生のときを待っているのです。
何に生まれ変わるか楽しみにしています。この桐の木の想い出話しを将来にわたって
語り継がれるようにしたいと考えています。

なんと屋上の何も植えていなかった小さな鉢に桐の子供がしっかりと生えてきました。
驚きです。
たくましい生命力、あやかりたいものです。
大切に育ててあげましょう。

在りし日の桐の木の雄姿です。
この大きさ3階もこえているのでは?
記念に写しておきました。2階の屋上からの見たものですが、今は屋上が夏の暑い日差しに
さらされています。
桐の木のありがたさが伝わってきます。
この子供に又、期待? さあ~どうする。どうする。 ーーーーー
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